大嘗宮を参観してきました!

先日執り行われた『大嘗祭(だいじょうさい)』

毎年、五穀豊穣や国家安寧を天皇陛下がお祈りする『新嘗祭(にいなめさい)』ですが、天皇陛下が即位された後、初めて行われるのが大嘗祭です。令和に元号が変わり、行われた大嘗祭の様子をテレビなどで見た方も多かったのではないでしょうか。

その大嘗祭が行われたのが、皇居東御苑に作られた『大嘗宮(だいじょうきゅう)』です。今回、その大嘗宮が一般公開される、とのことで家族で見に行ってきました。

我が家の長男は、元号が変わるというニュースを耳にした頃から、天皇家について興味を持ち、図書館で天皇家の歴史についての本を借りてきて読んでみたり、日本のなりたち(日本神話)の本を読んだりしていました。今回、大嘗宮が一般公開されることを知り、とても見に行きたがったのも長男でした。

そんな長男のおかげか、テレビで天皇陛下をみると「てんのうへいかだね」と言い始めた次男もいそいそと準備…笑

現地についてから、持ち物の確認(飲み物があれば一口飲んでください、と指示されます。)があります。安全のためにたくさんの警察官の方や、職員の方が動いてくれていました。普段はあまり見られない大型輸送車などの警察車両もたくさんあって、次男はそれを見ながらご機嫌で歩いてくれました。

ちょうど昨日は皇居乾通りの一般公開もされていたので、一緒に見てきました。紅葉も綺麗で、小さい桜も咲いていました。

しばらく景色やお堀を見ながら歩いて…着きました‼

大嘗宮です。

大嘗宮に西日が当たって、黄金色にも見え、とてもきれいでした。

写真では見えにくいのですが、右側にちらりと見える鳥居は、原木のまま、樹皮もついた状態で組み立てられていて、長男も驚いていました。ここで天皇陛下が日本国民の五穀豊穣と国家安寧を、夜通しお祈りして下さったんだな…と思うと、ありがたいと思う気持ちと、明日からも頑張ろうというパワーをもらえた気がしました。

もしかしたら長男も次男も、大きくなったら大嘗祭を見にいったことは覚えていないかもしれないな、と思うのですが、小さい頃からいろいろな物事に触れ、実際に見たり体験したりすることは、子どもの可能性を拡げてくれると思っているので、新しいことだけでなく、伝統的な行事についても、折に触れ、話して、体験させていきたいなと思います。

大嘗宮の一般公開は、12/8(日)午後4時まで(乾通りも見るためには午後3時半まで)なので、ぜひ、みなさんも見に行ってみて下さい。