☆12月の絵本②☆

今日ご紹介する絵本は、福音館書店が出版している、小西英子作『サンドイッチ サンドイッチ』

食べることが大好きな我が家の次男が大好きな1冊です。

裏表紙には2~4才向け、と書いてあるのですが1歳過ぎた頃から、楽しんで読めると思います。

内容は、サンドイッチを作る過程が描いてある…という簡単なものなのですが、それが子どもが何度も読みたくなるポイントでもあります。内容が簡単であり、理解しやすいのですね。子どもたちが知っている身近な食材(食パン、トマト、チーズ、卵など…)がリアルな絵で描かれていて、読んでいるとサンドイッチが食べたくなります。この本を読んだ後に、一緒にお買い物へ行くと「トマトだ!」「パンだよ」と絵本に出てきた食材を見つけて教えてくれます。

すぐに用意できるような食材ばかりなので、一緒にお子さんと、絵本と同じようにサンドイッチを作ってみるのも楽しいです。お手伝いをしたがる2歳ごろなどは、喜んで作ってくれますよ。火も使わず、ほぼお子さんだけでできるので「自分でできた!」という達成感もありそうです。

我が家の次男は、食べることが大好きでこの本が好き…なところもあるとは思うのですが、本の表紙をたまたま逆さまに見ていた時に

「きゅうりに、おかおがあるよ」

と言ったんです。リアルに描かれたきゅうりの種が、目やすぼめた口に見えたようです。ちょっと怖い顔に見えますが笑

そこで私が大笑いしてしまって「この本を読むとお母さんは面白いんだ!」と彼の頭にはインプットされたようで、それ以降、図書館に行くたびに見つけると借りてくるお気に入りの1冊になったようです。

ぜひ、皆さんも「きゅりのおかお」を探してみてください。